ペイン外来について

ペイン外来（痛みの専門外来）は、からだの「痛み」を中心に診療を行う外来です。
主に神経ブロック療法や内服薬（痛み止め）などを用い、痛みやしびれをやわらげ、快適な日常生活を取り戻すためのサポートを行います。

当クリニックでは、患者さん一人ひとりの痛みの状態を丁寧に確認し、

「痛みと向き合い、痛みとともに生きないための治療」

を一緒に考えていきます。

症状に応じて、超音波診断装置（エコー）や安全性の高いブロック注射など、より効果的な治療法を選択します。

神経ブロック療法とは、痛みの原因となっている神経の近くに、局所麻酔薬やステロイド薬を注射し、神経の働きを一時的に抑えることで、痛みを軽減させる治療法です。薬で痛みの伝達を“遮断”することで、体の緊張をほぐし、回復を促します。

注射が難しい方や希望されない方には、通常の鎮痛薬だけでなく、神経痛や慢性痛に対応したより専門的な内服治療も行っています。

診療対象となる主な症状は、

帯状疱疹後神経痛、腰痛、坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、手足のしびれ、顔面痛（三叉神経痛など）、肋間神経痛

などです。

また、顔面けいれんに対する「ボツリヌス治療（ボトックス注射）」や、顔面神経麻痺の神経ブロックも行っています。

※小児の痛み、腹部の内科的疾患、がん性疼痛、外傷などは対象外となる場合があります。症状によっては、診察・相談のみで治療を行わないこともあります。

055-287-7220